塩ブログ

塩といいます。猫と本と音楽が好きです。

映画「THE FIRST SLAM DUNK」

周囲でとても評判の良かったこちらの映画を観てきました。

アニメーションをほぼ観ない私ですが、同行人がバスケ経験者で解説付きなのと前評判の良さを信じて行って参りました。

小さい頃にマンガやテレビでやっていたそうなのですが、「バスケのマンガね」くらいの認識でさっぱり知識の無い状態での鑑賞でした。

 

 

正直に言いましょう。

私くらいの無知だと、

バスケの良さが分かりませんでした…。

 

 

まずバスケが5対5のスポーツであることも知らず、ゴール前でのディフェンスを「あれ喧嘩じゃないの?」と勘違いし、あんなに押し押されするなんてと怖さが先に立ち、そしてあろうことか

途中で試合の長さに飽きました。

 

 

私、スポーツものは諦めた方が良いのかも。

スラムダンクって王道スポーツものだから「きっとすったもんだの挙句○○で○○するんだろうな」と思っていたらまさにその通りで。

でもスポーツものって結果じゃなくてその途中のドラマが胸熱で皆熱狂する訳で。

そのドラマを理解できない、何なら途中に入る今までのエピソードとかにも感情移入できないで「お母さんの描写が雑じゃない?」「エピソードだらけで試合進まないやん」なんて思う始末。

 

 

言い訳させて頂くと、日本のお葬式では喪主であるお母さんがゆっくり座って嘆く時間なんて皆無なのが普通だし、まるで子供の慰めを待っているかのようで甘ったれたお母さんなのかと思いきや立派に一人で子供二人育てていて。なら何であんな弱っちくて、子供の話も聞かずに怒り出すような自分のことだけしか考えられないような描写にしたのかが謎で。

「漫画的表現」として情報量を少なくするためなんだろう、と無理やり納得するしかないのがどうも…。

あと、私がアニメーションが苦手な理由が表情の乏しさなんです。

人間の表情筋の最強さに叶わないのは分かるけど、悲しさは泣いて表現するしかないのか出てくる人の大多数が泣いているのがどうも…。

はい、すみません。

私の感覚の話なので気にしないで頂けると嬉しいです。

 

 

でもでもそうは言っても、説得力ないかもですが全体的にしっかりしていて見た人が熱狂する理由も分かりますし、王道なストーリーで老若男女好かれる映画じゃないかな??

スポーツがお好きな方、スラムダンク世代の方、とりあえず王道の映画が観たい方、ぜひご覧になってください。

私は反省していようと思います(笑)

 

 

最後に、私がこの映画を観るに至った最大の理由は、主題歌のアーティストが好きだから!!

途中挿入される音楽もこのアーティスト感が出ていて、エンディングロールで確認したら本当に音楽に関わってましたね(笑)

オープニングも「絶対あのバンドに違いない」と思ったら案の定でしたし、この界隈の音楽の聞き分けが出来てしまうくらいには聞き込んでいたんだな、と思いました。

ちょっと嬉しかったです(笑)